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執筆者の写真渡部 潤一

2020_0814

【ハードウェアとソフトウェア、音質の違いは??】

こんにちは。JSPA理事の渡部潤一と申します。

今回はタイトルにあります、ハードとソフトの音質の違いについて解説したいと思います。


よく「ハードウェアとソフトウェア、音質が違うよね」

「ハードウェアのほうが鳴りが良いよね」


そんな事を聞いたことはありませんか?


確かにハードとソフト、音質の違いがあるんです。

なぜ違うのか?それは「D/Aコンバータの違い」にあります。


各メーカーによってD/Aコンバータ、つまり「音の出力」は異なってきます。


故に「そのメーカー独特の音」に繋がります。

さらに、時代ごとに出音が変わってきます。


時代別に例えると、90年代初期のRolandやYAMAHA、

もうなくなってしまいましたがensoniq製品などは、

非常にギラギラした音色の鳴りになっています。


故に「音抜けが良い」「存在感がある」などのニュアンスに繋がります。

それ以降のシンセも、上記で解説したD/Aコンバータの質によってサウンドキャラクターは変わってきます。

よって、作曲において各メーカーのシンセやサンプラーを組み合わせること事により、

オケの音質はよりバラエティ豊かになります。


では、ソフト音源はどうか?

複数のソフト音源を立ち上げて楽曲を作る場合も、音の出口はオーディオインターフェース一択になります。

つまり、オーディオインターフェイスのD/Aコンバータの質によって音質は変わってきます。


ソフト音源の音色のバリエーション、特に生モノの豊かさは、ハードウェアのシンセよりも豊かですよね?


ハードウェア独自の音質と、それを録り込んだDAWの処理によって、ソフトウェア音源との共存となります。

よって、D/Aコンバータの差によって、楽曲が魅力的に繋がります。


皆さんもぜひハードウェアとソフトウェアの音質の共存を意識して作曲してみてはいかがでしょうか?


JSPA理事:渡部 潤一

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