「嗚呼、俺のポチり道」 こんにちは、JSPA理事浅田祐介です。
巷で話題のClubhouse、JSPAでも毎週の配信をしておりますが楽しんでいただけているでしょうか?自分自身、理事の方々の話を聞かせていただき勉強になっております。
それにしてもやはりコロナで自宅時間が増えても人間は人と繋がりたい生き物なんだなぁ、ということを実感しつつ今回も「嗚呼、俺のポチり道」いってみましょう。
Moment Bass / Softube
前回Future Audio WorkshopのSublabをご紹介させていただきましたが、今回も懲りずにベース専用音源です。というかEDMを筆頭にこの10年くらいベースがあまり動かずにルートを弾くくらいの時代が続きましたが、
最近ベースラインが動くアレンジが増えてきた気がするのですがいかがでしょう?ファンキーなベースラインが好きな僕としては嬉しい限りです。
それはさておきMoment Bassですが、前回のSublabがVCO一発の良さだとしたら、こちらはスタックされた音の良さという感じ。倍音の構成が複雑で表情が豊か。
が開いた明るい音色でも低音が足りていないということがなく、即戦力な音色揃い。ほぼどんな音楽のジャンルにも対応できる懐の深さがありますので、ぜひチェックしてみてください。
KANDY / UJAM
ちょうどいまやっている仕事で、洋楽っぽい密度の高さがありつつクリスピーなリズム音源を探していたのですが、まさにハマりどころばっちりな音源です。
UJAMのBeat makerシリーズを使うのはこれが初めてなのですが、その音色にあったリズムフレーズもアサインされていて、使い所が透けて見える感じ。
コアなダンス向け、というよりはダンスシーン経由のポップスに使える音源で、実はありそうでなかった音色が揃っています。あまりにも便利なのでこのBeat makerシリーズ、
ちょうどこの記事を書いている日に新しい「Nemesis」という音源も出たのですが歪んでいたり、くぐもっていたりと、これまたインスピレーションが湧く音色できっと買うだろうなぁ、と思ってます。
VocAlign ULTRA / Synchro Arts
こちらは音源ではなくエフェクト。その中でもいわゆるボーカル修正に特化したエフェクタなのですが、VocAlignは今までは特に複数のトラック(ボーカルやダイアログ)のタイミングを揃えることに特化したエフェクトという印象が強く、
AutoTuneやMelodyneの様にピッチ修正を含めて考えると上位機種のRevoiceを使わないとダメな印象があったのですが、今回その部分を刷新し、ピッチ修正を含めた統合的なエフェクタになっています。
海外ではピッチ修正の音質に評価の高かったRevoiceのノウハウを使っているのか、音質変化が自然の一言。さらに複数のトラックをエディットする時には、基準となるトラックを基にタイミング・ピッチを一発で揃えてくれるので、
歌のダブルやトリプルの処理が極端に時間短縮することが来ます。これまでMelodyne Studioで基準のトラックを表示しながらピッチやタイミングを揃えていたのですが、まさにボタン一発で修正終了。
今までの苦労はなんだったんだと思わせてくれる便利さで、これから手放せないツールになりました。しかも最近のDAWにはARAでの連携で、まるで元々のDAWの機能の様に使えるところも地味に見逃せないポイントです。
Pulsar1178 / Pulsar
こちらもエフェクタなのですが名前の通り1178のクローンです。
実はこのPulsarというメーカー、以前MuというManleyのVariable-Muを発表しているのですが音が非常に良く、各方面での評価が高かったのですが、今回もその技術力は如何なく発揮されており、非常に良い音がします。
特に位相の処理は素晴らしく、ステレオリミッター・コンプレッサーでの処理でステレオ感の変化が少なく、ミッドが奥まったり、左右の広がりが変に広がったがないまま処理を行うことができます。これは本当に丁寧な処理をしているなぁ、という気がします。
願わくばこのまま1176が出てくれると嬉しいので期待しています。
とうことで、ここ最近ポチってよかったなぁ、と思うプラグインをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
それでは皆さまHappy Synth Life!!!
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